カテゴリー: Sony Liberty

ミニコンポってミニじゃなくてデカくて場所とりますよね。

もう9月ですね。

早いですね!

8月は修理ばかりで何も製品としては供給できずでした。

少しでもラインナップが出来るようにしたいなぁって思います。

正直、ミニコンて全然ミニじゃないし

今のデジタル機器の方が

ある意味で上です。

そして性能や効率を考えた時に

バカらしくて

音楽を聴く候補にもならないと思うんです。

どこで使うんだろ?なんて考えたりもしますが

こないだ

感想を頂いてハイレゾより気持ちがイイなんんて

言ってもらえましたが

聴覚だけでなく

視覚や嗅覚なんかもフルに使って

音楽を楽しむっていいですよね。

僕たちは

いつの間にか

色々な事が

作業的になっていて

好きな事や趣味でさえ

作業の一貫になってしまってるかもしれまんね。

僕は

ミニコンを修理するのも接するのも作業ではしていません。

そしてもちろん

音楽を楽しむための

全てはおぜん立てであり

体中で感じて頂きたい!

当時

若いころ

青春時代に

無我夢中で聴いたあの音楽をあの気持ちをもう一度

これがバブルコンポを守ってる理由なのかもしれませんね。

E/E Liberty TA-V9900

リバティの中でも異色な

サイドウッドが付いてやる気満々のw

オーラ

丸出しなのがこのシリーズ

ESシリーズでお馴染みのGシャーシをリバティに採用してしまう

本気というか狂気なモデルです。

ちなみにこのGシャーシは

無振動・無共振設計を追及したアコースティカリーチューンドジブラルタルシャーシ(Acoustically Tuned Gibraltar Chassis)の略です。


Gシャーシの素材には、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルやグラスファイバーで強化して使用していて、この素材は、金属に比べて内部損失が優れた振動減衰特性かつ強度が高いというのが売りです。

もちろん金属シャーシではないので非磁性でトランスやコンデンサーなどの磁界に誘発される電磁歪や渦電流の発生が無く、電気的な面からも音質劣化を抑えます。
音響的な特性を入念にチェックして設計しており、形は突起した部分が無い極めてシンプルな構造で、突起部で発生する部分共振や分割振動を排除しています。さらに、シャーシ各部の厚さも十分に大きくとり、縦横にリブを走らせて剛性を高めています。しかも、リブの厚み、リブとリブとの間隔もランダムに変えて特定の共振モードを持たないように配慮がされています。

とまぁ

スゴイのですw

ちなみにESシリーズ以外でGシャーシを装備してるのは、このEEリバティのアンプとTA-670というAVアンプとMDP-999しかしりません。

そしてES555のシリーズのアンプと同じで、電源部は、STD電源を採用しています。

簡単に言うとパワーアンプ内の電源の流れを整理して大パワー時でも音の乱れの無い輪郭のはっきりした音を鳴らすことができる余裕がある電源システムです。

そしてミニコンサイズにバカ?wみたいな大きな電源を詰め込みD/Aコンバータはリアにランドセルのように無理くり付けるという

設計的には結果OKなんじゃないかと思わせるかわいい側面もあるアンプですw

9900と7700は見た目はほとんど変わりませんが電源部とヒートシンクあたりはやはり9900高級な単体アンプな感じがしますね。

上が9900 下が7700
DAコンバータ
TA-V7700の内部 コンデンサの大きさがあからさまにw
TA-V9900の内部
これがGシャーシです。

実際に音を聴いた感想ですが

9900はどっしり感がありますね。

ただ7700の軽快な音は、いい意味でミニコンらしくて

実は7700の音が好みだったりしますw

まぁ

値段が高ければいい音に聴こえる感じは否めませんがw

TA-V810のロータリSW

前回、話題となったTA-V810のロータリSWですが

アルプス製のスイッチでございます。

誤動作の根源?

この方が誤動作をしまくり810の難易度を上げています。

そして900シリーズとは違い700シリーズと同じようにシステムケーブル化がされているのも故障個所の切り分けに苦労する要因であります。

各ユニットがセパレート化されていますがV810は、実質システムケーブルがなければ使う事ができないのです。

便利ですが、ここがやりにくいとこですね。

天下のソニーさんも30年後を想定してないですw

まぁとはいえシステムケーブル化は使う人には簡単で便利だと思います。

内部もフラットケーブル化が進み時代の変化が感じられます。

基板もコストダウンが進み始めたのがこの時代あたりからですかね。

まぁ今の商品に比べればこれでもかなりコストかけてますよねって感じはします。

V810は、アンプとシステムケーブルがちと厄介ですのでお気をつけあれw

SEQ-V9900のご紹介だと思ったら・・・

さて

ソニーのリバティの中でも異色の存在であるE・E Liberty のイコライザーがSEQ-V9900です。

そもそもE・E LibertyのE・Eってなんよ

EXTRA EDITIONの略なんですね!w

通常のD・D LibertyはDIGITAL DRIVEです!知ってました?

もっと細かく言うとラインナップごとにこの項目があるんですね!

通常のLibertyは、515と715をラインナッツとしてる時代です。

この515がB・B Libertyです。BIG BEATです。もはやどうでもいいですねw

そして

この515!

私の中では隠れた名機と賞賛してやまない!

なぜか?

意外と思われる方も多い!

いや

そもそも型番で「うんだうんだ」

とか

「え?」

と思うようなマニアはそんなにいない・・・

そしてなんで名機かと!

いうと

そう!

それは!

もしかしたら買えるかも?だからですwww

いいですか!

少年に夢や希望を与えたバブルコンポの

役目として大いに賞賛するレベルなのです!

いいですか!

こんな大役が925や950にできますか!w

おっと

取り乱しました

結局、99800円という幻想や錯覚のような価格は、どれだけお年玉を握り締めても叶うことがないという儚い夢となったわけです。

これね

当時、ちょうかっこよくてね。近所のダイエーに展示してあって

ダイエーねw

さわりまくりですよ。上級機の男らしいエッジのきいたデザインでなくラウンドしたフォルムが好きでした。

そして外れそうで外れないボディw

外れそうで外れないスピーカーネット爆

たしかCDだけ別ユニットだったと思われます。

30w+30wのハイパワーです!

そしてやっと話がもどってきました!

SEQ-V9900と遜色のない!グラフィクイコライザーw

5素子で左右の独立はありません。

100hz・330hz・1khz・3.3khz・10khz+RANGEですね。

もはやザッククリすぎてすべてが変化しそうな勢いですw

そんな

ざっくりイコライザーですが

スライド式のグラフィクイコライザが自分の部屋にくるかもしれないという夢を少年たちに与え続けた500シリーズはやはり

5素子なんて小さなレンジに納まることなどしない!

性能ではなく

こころの名機としてふさわしいのですw

あかん

SEQ-V9900のことはどうでもよくなってきたw

また気が向いたら書きますw

515をこれだけほめましたが

525が一番好きですw

ということで

今日はこの辺でw

SONY LBT-V810 TA-V810 ロータリファンクションなやつなんだぜ。。

SONY TA-V810を解体していきます。

メイン基板がこちら

アンプはバランスがよいのがいいw

気持ちよくセンターにヒートソンクがございます。

KENWOODはDSPも多く入っているのでもっとごみごみしてますが

ソニーの810は潔くプリメインアンプを単体にした成果ですっきりですよ。

ヒートシンクはKENWOODやパイオニアのごっついやつがすきですね。

アンプはグラムいくらみたいなのりでしょう!w

SANYO製の STK4192 Ⅱがはいっております。

メイン90W+90Wのハイパワーでございます。

トランスもかっこいいじゃありませんか。

とにかく重いのが価格と比例しますW

端子もぴかぴかに磨きます。

TA-V810の自慢のロータリファンクション部分です。

当時のカタログでは、

写真を見てください。どうです、かなりホンキな顔したやつでしょ?

特にロータリーファンクションについては、V810は声を大にして自慢したい。いままで高級単品コンポだけのものだった、カチッカチッとしたクリック感のフィーリングが味わえる。その上モータードライブだからリモコンで操作可能!

とまぁロータリファンクション推しです!w

確かにカチッとした感じは気持ちがいい!癖になる感触ですよ

デジタルのボタンをわざわざアナログ風にするのって大変ななんですよね。

カメラでもそうですが、デジタルのスマートなボタンにあこがれアナログ風にもどる

これの繰り返しですかね。

このロータリファンクションがね

誤動作しまくるという810あるあるですw

アルプス製のスイッチなんですがもちろん手に入らないのでばらして掃除するしかないんですね。。。

毎回戻せるかどきどきですよw

ソニーのコンポは半田クラックだらけです。。

いちおリレーの交換と悪そうなコンデンサを新しくしときます。

まぁなんとかきれいになりました。

めでたしめでたし~。。

SONYの意欲作は950だけではない!バブコン時代のラストリバティ

今日はLBT-V810アンプをきれいにしてみました。

プラチドだかなってリバティが最終ですが

バブコンライフは認定しませんww

810が最後ですw

この機種は、950の後継として作られましたが

950に比べるとややランクが下がる感じです。

SONYも810としているので実質的な後継ではありません。

そんな弟分の810ですが

EEリバティの時代の9900や7700を彷彿させるデザインがいいじゃないですか!

ロータリーファンクションでESシリーズとは言わないまでも

単品のアンプのような仕上がりです。

デジタルなんだけどアナログのよさを取り入れた意欲的な作品ですよっ

もはやコストダウンしながら遊びまくるソニーの余裕しか感じませんw

当時、900シリーズのDSPとパワーアンプセパレートにする代わりに

プリメインアンプとDSPを別にするという新提案!

これも面白い機種なんで大好きなんですが。。

やや面倒なんですw

ということで

必殺

ジャブジャブ丸洗いします!w

なんか茶色いのが出てきますw

きれいになる感じがやめられない丸洗いw
シャーシもきれいにします。