1986年~1991年ぐらいの時期にいわゆるバブルの時代に発売されたミニコンポ・ラジカセをバブルコンポ・バブルラジカセと言います。この時代はオーディオだけでなくAV家電が景気の背景もあり勢いに乗りまくった時代です。映像関係では、大画面テレビが普及し始めより高画質なメディアであるS-VHS・EDベータ・レーザーディスクなどのメディアもどんどん新製品・高級機が競って発売された時期でもあります。そんな中、AV・ホームシアター用途が急速に広がりバブルな単品オーディオだけでなくパーソナルなミニコンポ・ラジカセにまでも物量が投入されより高級な単品コンポ並み、機能によってはそれ以上の製品が発売されました。
そしてグラフィックイコライザーのギラギラの表示、アンプの表示、テープデッキのグラフィカルな表示は、高級機になればなるほどエスカレートしてギラギラのコンポが出来上がりました。
そんな美しく、今のデザインではある意味ダサいコンポたちを愛して止まないページです。
デカい音を出さない、出せない。モノを置かない空間がよいとされている時代ですが
絶滅寸前のバブリーなコンポは、どこかランボルギーニやフェラーリのように小回りも聞かない便利でもない維持するのも大変かもしれませんがw
何も無い空間にポツンと置いてみる
今の生活に行き成り現れる無骨でミスマッチなデザインが
30年の時を超えカッコよく感じます。
バブルの時代につくられたコンポたちは今現在のメーカー製品としては
コストの問題で作ることができません。
当時の価格で20万、30万という価格は今の相場ではスゴイ金額なのでしょう。
簡単に買う事が出来なかったのはいまも昔も同じかもしれません。
そして日本の工場で作られたmade in Japanの製品という貴重なものたちです。
そんなバブルな製品たちと生活することを提供していきます。