E/E Liberty TA-V9900

7月 31, 2020 Blog, Sony Liberty

E/E Liberty TA-V9900

リバティの中でも異色な

サイドウッドが付いてやる気満々のw

オーラ

丸出しなのがこのシリーズ

ESシリーズでお馴染みのGシャーシをリバティに採用してしまう

本気というか狂気なモデルです。

ちなみにこのGシャーシは

無振動・無共振設計を追及したアコースティカリーチューンドジブラルタルシャーシ(Acoustically Tuned Gibraltar Chassis)の略です。


Gシャーシの素材には、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルやグラスファイバーで強化して使用していて、この素材は、金属に比べて内部損失が優れた振動減衰特性かつ強度が高いというのが売りです。

もちろん金属シャーシではないので非磁性でトランスやコンデンサーなどの磁界に誘発される電磁歪や渦電流の発生が無く、電気的な面からも音質劣化を抑えます。
音響的な特性を入念にチェックして設計しており、形は突起した部分が無い極めてシンプルな構造で、突起部で発生する部分共振や分割振動を排除しています。さらに、シャーシ各部の厚さも十分に大きくとり、縦横にリブを走らせて剛性を高めています。しかも、リブの厚み、リブとリブとの間隔もランダムに変えて特定の共振モードを持たないように配慮がされています。

とまぁ

スゴイのですw

ちなみにESシリーズ以外でGシャーシを装備してるのは、このEEリバティのアンプとTA-670というAVアンプとMDP-999しかしりません。

そしてES555のシリーズのアンプと同じで、電源部は、STD電源を採用しています。

簡単に言うとパワーアンプ内の電源の流れを整理して大パワー時でも音の乱れの無い輪郭のはっきりした音を鳴らすことができる余裕がある電源システムです。

そしてミニコンサイズにバカ?wみたいな大きな電源を詰め込みD/Aコンバータはリアにランドセルのように無理くり付けるという

設計的には結果OKなんじゃないかと思わせるかわいい側面もあるアンプですw

9900と7700は見た目はほとんど変わりませんが電源部とヒートシンクあたりはやはり9900高級な単体アンプな感じがしますね。

上が9900 下が7700
DAコンバータ
TA-V7700の内部 コンデンサの大きさがあからさまにw
TA-V9900の内部
これがGシャーシです。

実際に音を聴いた感想ですが

9900はどっしり感がありますね。

ただ7700の軽快な音は、いい意味でミニコンらしくて

実は7700の音が好みだったりしますw

まぁ

値段が高ければいい音に聴こえる感じは否めませんがw

投稿者: compolove

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